脂漏性皮膚炎と抜け毛~その原因と対策方法

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40代になると頭皮の抜け毛、べたつき、かゆみなどが気になってきませんか?
若いころはこんな悩みはなかったのに、加齢が進むと女性でもこんな悩みが出てくるんだとショックを受けている女性も多いはずです。
汚くしているみたいで、恥ずかしい!と感じる人もいるかもしれません。

しかし、こんな悩みを抱えているのはあなただけではないのでご安心ください!
今回は、こんな悩みを抱える多くの女性の原因、治療方法を調査してみました。
ぜひ、これを読んで、解決策をみつけてください。

 

あなたのその抜け毛、頭皮に、こんな症状があれば脂漏性皮膚炎かも

まず、あなたの現在の頭皮の状態を正確に知る必要があります。
あなたを悩ませているその症状、脂漏性皮膚炎かもしれません。

脂漏性皮膚炎かどうかの判断方法

脂漏性皮膚炎かどうかの判断をするには、まず以下のことが当てはまるか確認してください。

  • 顔(特にTゾーン)、耳の後ろ、摩擦の多いワキの下、太ももの付け根、首周り、背中の上部などに炎症ができている、もしくは痒みがある
  • 上記の状態を通り越して皮膚が荒れてかさついたり、皮がむけてきているところがある

ただし、上記の症状が見当たらないからといって、安心してはいけません。
その他にも下記のような頭皮湿疹の症状があるか、確認してみましょう。

  • 我慢できないほど、頭皮がかゆくてたまらない
  • 頭皮なのに赤ニキビ、黄ニキビのような吹き出物ができることがある
  • 白いはずの頭皮に紅斑がある
  • 抜け毛がひどくなった

上記のような症状があれば、下記のような汗からくるベタつきの症状があるかも確認しましょう。

  • 夜にシャンプーでしっかり頭皮を洗っているのに、翌日昼~夕方になると、もう頭皮がべたついてしまう
  • 湿ったようなフケが出てきている 、または頭皮にこびりついている
  • 皮膚が前より油っぽくなった

上記のことが、ひとつでも当てはまれば、脂漏性皮膚炎の可能性があります。
まずは、一度、皮膚科へ相談してください。

 

症状が脂漏性皮膚炎とはちょっと違うかも…と言うあなたにはこちら

上記のチェックリストに当てはまらない場合、脂漏性皮膚炎とは違う可能性があります。
そのほかの頭皮のトラブルとしては下記の可能性があります。

カサブタのような乾燥したフケが大量に出てきて、毛穴を塞いでしまうほどであれば、粃糠性脱毛症の可能性の方が高いです。
粃糠性脱毛症の症状チェックや治療法についての記事はこちら

分け目やつむじなど地肌が目立ってきて、髪全体がうすくなってきているのであれば、びまん性脱毛症の可能性の方が高いです。
びまん性脱毛症の症状チェックや治療法についての記事はこちら

上記の症状までひどくないということであれば、40代以降の女性によくある加齢や更年期でホルモンバランスが崩れてしまった結果、抜け毛が増えている可能性が高いです。
更年期時期の抜け毛や薄毛についてまとめたページはこちら

頭皮に脂漏性皮膚炎ができると抜け毛が増えてしまう理由

でも、どうして脂漏性皮膚炎が頭皮にできると、抜け毛が増えてしまうのでしょうか。
その理由は、脂漏性皮膚炎がひどくなると皮脂やフケが増えてしまい、毛穴を塞いでしまうため。
毛穴がふさがってしまうと、老廃物が排出できない、毛根が弱るなど、抜け毛を助長してしまうのです。

また、それが皮脂やフケが頭皮に大量にあることにより、原因菌が増殖し、さらにかゆみもひどくなります。
そうして頭皮や髪をかきむしって傷をつけることで、抜け毛が増えてしまうのです。

 

なぜ脂漏性皮膚炎のような症状が出てきてしまうの?

清潔にしているはずなのに、なぜこんな症状が出てしまうのでしょうか?
脂漏性皮膚炎になってしまう原因を詳しく見てみましょう。

脂漏性皮膚炎のような症状が出てしまう原因となるものはどんなこと?

普段の生活習慣が脂漏性皮膚炎の原因になっている可能性があります。
主な原因と言われているのは、以下のものです。

  • 甘いもの、脂っこいもの、辛いものをよく食べる
  • 睡眠が1日4時間以下で、睡眠不足
  • 睡眠のリズムが一定でない
  • 煙草を吸っている
  • お酒をよく飲む
  • 座る姿勢が猫背になっている
  • ビタミンの少ない食事を摂っている
  • 洗髪のしすぎ、もしくは界面活性剤入りのシャンプーを使っている

心当たりはありませんか?
これらは、すべて皮脂を増やしてしまう原因になります。

 

脂漏性脱毛症を発症してしまうメカニズム

脂漏性脱毛症を発症してしまうのは、誰にでもいる常在菌・マラセチア菌というカビやアクネ菌が原因です。
マラセチア菌はあまり聞きなじみがありませんが、アクネ菌はあの憎きニキビや吹き出物の原因菌で、洗顔料のCMでも良く聞きますね。

この2つの原因菌は皮脂を非常に好むため、皮脂分泌が多いと異常繁殖してしまいます。
そのせいで、遊離脂肪酸が過剰生成され、その酸が頭皮に刺激を与えてしまい、炎症を起こすのです。

年代や性別、発症率などの特徴

脂漏性皮膚炎は生後2~3週間頃から起こり、大きくなるにつれ自然と治癒する乳児型、思春期以降に発症する成人型があります。
皆さんが悩んでいる脂漏性皮膚炎はこの成人型です。
成人型で発症する確立が高いのは、皮脂分泌が多い男性の方が多いです。
発症比率はおおよそ男女2対1くらいです。

 

脂漏性皮膚炎のような症状を自力で治すためにできること

脂漏性皮膚炎かもしれないと思ったら、病院へ行く前に、まず自分で何とかしたいと思いますよね。
それでは、ファーストステップとして、どうすればよいのか見てみましょう。

市販の薬で、赤み・かゆみは緩和することができる

現在、薬局で脂漏性皮膚炎に効果のある頭皮湿疹用の薬がかんたんに購入できます。
頭皮湿疹用の薬は脂漏性皮膚炎にも有効です。
ぜひ、活用してみてください。

また、マツモトキヨシ(1,980円以上で送料無料)など、ネットショップでも購入可能です。
マツモトキヨシのネットショップは、ネットで注文してお店で受け取ると言うこともできるので、便利で良いですね。
マツモトキヨシのオンラインショップを見る

脂漏性皮膚炎に有効な頭皮湿疹用の市販薬は、大きく分けて以下の2種類です。

抗ヒスタミン系外用薬

抗ヒスタミン系外用薬は非ステロイドの外用薬で、塩酸ジフェンヒドラミンを有効成分として保湿効果が期待できます。
ステロイドが気になる方は、ぜひ、こちらを使用してみてください。

ユースキン製薬 ユースキン トーヒル 20ml 
販売価格:1,188円(税込)

非ステロイド処方なので、安心安全に治療することが出来ます。
抗菌作用で、かゆみの原因菌の増殖、炎症をしっかり抑えてくれます。
マツキヨでユースキン トーヒルの詳細を見る

外用ステロイド

外用ステロイドは、病院で処方されるものに比べて効果は弱めです。
ステロイド剤は副腎皮質ホルモン剤と呼ばれ、炎症を鎮めるのに非常に効果があります。
そのため、脂漏性皮膚炎にも効果があります。
ですが、自己判断で使用量を増やすと副作用が出る場合があるので注意しましょう。

ステロイドを配合しており、抗ヒスタミン塩酸ジフェンヒドラミンも配合している外用薬は以下のものです。

池田模範堂 ムヒHD 30ml 
販売価格:1,111円(税込)

かゆみ止め成分と清涼感成分がWで配合されているので、すぐにかゆみを抑えてくれます。
ステロイド特有の副作用を起こしにくいタイプのものなので、安全に使用できます。
また、修復促進成分で皮膚組織を修復することで、かゆみが落ち着いてきます。
マツキヨでムヒHDの詳細を見る

資生堂薬品 エフェクトプロ ローション 12g 
販売価格:1,296円(税込)

様々な頭皮トラブルで湿疹やかゆみが起きてしまった我慢できないかゆみに対応。
頭皮に直に塗れるローションタイプです。
マツキヨでエフェクトプロ ローションの詳細を見る

興和新薬 リビメックスコーワH13ml 
販売価格:1,382円(税込)

皮膚の炎症によく効き、体内で低活性物質に変わる薬です。
炎症を沈め、かゆみを止める成分が配合されています。
マツキヨでリビメックスコーワHの詳細を見る

その他、ステロイド外用薬は以下のものです。

ロート製薬 メンソレータム メディクイックHゴールド 30ml 
販売価格:1,180円(税込み)

抗炎症成分が基準内最大量配合されているため、かゆみ、炎症によく効きます。
クールな使い心地で、べたつきもありません。
マツキヨでメンソレータム メディクイックHゴールドの詳細を見る

近江兄弟社 近江兄弟社メンタームスカプルH 15ml 
販売価格:1,008円(税込)

抗炎症成分が配合されており、かゆみの元を沈めます。
また、清涼成分入りなので、すばやくかゆみを抑えることが出来ます。


マツキヨで近江兄弟社メンタームスカプルHの詳細を見る

佐藤製薬 オイチミン「ローション」25g 
販売価格:1,520円(税込)

べたつきのない伸びの良いローションタイプです。
頭部など毛生部位にできてしまった湿疹に適した薬剤です。
マツキヨでオイチミンローションの詳細を見る

マラセチア菌の数を正常値まで減らす

前述の通り、マラセチア菌の増殖が脂漏性皮膚炎の原因になっているので、この数を正常値まで減らすことが重要です。
マラセチア菌の数を減らすには、マラセチア菌の餌となる皮脂の過剰分泌を抑えることが重要になります。
皮脂の分泌が正常値になると、マラセチア菌の増殖を抑えることが出来ます。

マラセチア菌を増やさないために食生活を見直す

マラセチア菌の増殖を抑えるには、食生活の見直しが重要になってきます。
それでは、どのような食生活をしたら、効果的なのでしょうか?

ビタミンを意識した食事はマラセチア菌の餌となる皮脂の過剰分泌を抑えることができる

ビタミンが沢山入っている食事で、皮脂の過剰分泌を抑えられるのをご存知ですか?
皮脂の分泌を抑えることが出来る食品は、以下のものです。

ビタミンB2を多く含む食品:
牛肉・豚肉・鶏レバー、うなぎ、納豆、牛乳、ヨーグルト、キャビア、いくら、海苔、ひじき、わかめ、チーズ、など

ビタミンB6を多く含む食品:
にんにく、牛肉・豚・鶏レバー、鶏肉、かつお、まぐろ、いわし、さんま、海苔、ピスタチオ、ゴマ、クルミ、抹茶(粉)など

また、肌の乾燥のせいで皮脂が過剰に分泌している場合は、ビタミンCを多く含んだ食品を摂取することをおすすめします。

ビタミンCを多く含む食品:
赤・黄ピーマン、ゆず、アセロラジュース、芽キャベツ、レモン、ケール、ピーマン、柿、キウイフルーツ、イチゴ、ブロッコリー、カリフラワー、パパイヤなど

さらに、このビタミンの吸収率が高くなる食べ方があります。
ビタミンB2は水溶性なので、水に溶け出すため、煮汁を利用するのがベターです。
しかし、水洗いはすばやく行うようにしましょう。

ビタミンB6が不足するとビタミンB2の不足にも繋がります。
また、ビタミンB群は相互に反応しあうので、複数のビタミンを一緒に摂ると効果が高いです。

ビタミンCは水溶性に加え、空気中の酸素で酸化しやすくなります。
そのため、丸ごと調理する、油を使うなどした方がよいです。
また、にんじん、きゅうりと一緒に調理してしまうと、ビタミンCの損失が加速してしまうので避けましょう。

かゆみ・皮脂の過剰分泌を誘発しないために避けた方が良い食品

皮脂の過剰分泌を抑える食品をがんばって摂っていても、誘発してしまう食品を同時に摂ってしまっては意味がありません。
逆にかゆみや皮脂の過剰分泌を促す食品もあるので、これは避けるように気をつけましょう。

甘いものはビタミンB2、B6が大量に消費され、皮脂の過剰分泌防止と言う働きを身体ができなくなる
前述したように、甘いものはかゆみや皮脂の過剰分泌を加速します。
それはビタミンB2、B6を大量に消費し、この二つのビタミンが持つ、皮脂の過剰分泌の防止機能がストップしてしまうからです。

主な原因となる糖分の多い食品:
お菓子、ケーキ、パン、無糖でないヨーグルト、味のついた市販の水、マヨネーズ、穀類など

こういったものを過剰摂取し続けると、血糖値が急激に上昇し、体に負担がかかってしまいます。
また、糖分の摂りすぎでAGEsという老化物質の増加にもつながってしまうので、注意が必要です!

脂肪分の多い食品もビタミンB2、ビタミンB6が大量に消費され、皮脂分泌も過剰になる

脂肪分の多い食品を摂取するとコレステロール値が上がり、体に負担がかかってしまいます。
このコレステロール値を下げる役割を果たしているのが、ビタミンB2、ビタミンB6といわれています。
しかし、コレステロール値を下げようとすると、ビタミンB2、B6が多く消費されてしまい、過剰な皮脂分泌にも繋がってしまいます。

脂肪分が多い食品:
牛ばら肉、牛サーロイン、豚ばら肉、ミルクチョコレート、クリームチーズ、ウィンナー、ドレッシング、ベーコン、ホイップクリーム、マヨネーズ、ポテトなど

アルコールはビタミンB2の吸収を妨げて皮脂の過剰分泌を促してしまう

アルコールを頻繁に摂取すると様々なトラブルが起こりますが、脂漏性皮膚炎でもトラブルの元になります。
アルコールを摂取すると皮脂の分泌を抑えるビタミンB2の吸収を妨げてしまうため、皮脂の過剰分泌を促してしまうのです。

お酒をまったく飲めなくなるのはストレスの元になる人もいるので、まずは量を減らす努力をしましょう。

また、最近ではノンアルコール飲料が増えていますし、アルコールの入ったお酒に近い味になっています。
脂漏性皮膚炎がひどい場合は、ノンアルコールで我慢することも1つの手でしょう。

しかし、注意点があります。
ノンアルコールでも糖質が高いと意味がありません。
糖質には注意しましょう。

また、ノンアルコールビールは、ビタミンB2、B6、B12が含まれています。
アルコールに近いものが飲めて、なおかつ皮脂分泌を抑えるビタミン群を一緒に摂取できるので、ぜひ、取り入れてほしいです。

唐辛子やワサビは皮脂の過酸化を促進させて赤み・かゆみを悪化させる

辛いものが好きな女性にはかなり酷なことだと思いますが、唐辛子やワサビなどの刺激物も皮脂の過酸化を促進させてしまいます。
そのため、炎症やかゆみを悪化させてしまうので、控えるのがベターです。

唐辛子やワサビを使った食品:
麻婆豆腐・茄子、食べるラー油、七味唐辛子、鷹の爪を使ったパスタ、ワサビ漬け、刺身醤油に入れるワサビ、唐辛子・ワサビ入りのお菓子など

マラセチア菌を増やさないために生活習慣の中で避けたいこと

脂漏性皮膚炎の原因となるマラセチア菌を増やさないためには、日常生活や生活環境でどういったことに気をつけたらよいのでしょうか?

姿勢が悪いと腸が潰れて、皮脂を抑えるビタミンBを作りにくくなる

ちょっと驚くかもしれませんが、姿勢が悪いことでも、脂漏性皮膚炎の原因になってしまうんです。
姿勢が悪い人ほど脂漏性皮膚炎の割合が高く、ほとんどの脂漏性皮膚炎患者には、お腹に横線が入っているというデータがあります。
皮膚科専門医・山本綾子先生が、日経トレンディの連載記事の1つで、このことを述べていました。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20140314/1055938/?P=2&rt=nocnt

先ほども上で、過剰な皮脂の分泌を抑えるビタミンB2、B6は脂漏性皮膚炎を治すために大切であると言うことを書きましたよね。
このビタミンB2、B6は、腸で作られます。
この2つのビタミンは偏食でない限り、不足することはありません。

しかし、姿勢が悪いと体内のビタミン生成工場である腸管がつぶれてしまいます。
すると、腸管が温まりにくくなるため、ビタミンB2、B6を体内でうまく作れなくなってしまうんだそうです。

それにより、脂漏性湿疹の原因菌であるマラセチア菌の増殖を抑えることが出来なくなってしまい、あんなに強いかゆみや大量のフケが出てしまうと。
悪い姿勢は背骨のゆがみだけじゃなく、こんなところにも影響していたんですね…

タバコは皮脂の過剰分泌を防ぐビタミンCを破壊する

最近は、タバコを吸う習慣を持っている女性が多いです。
しかし、このタバコも脂漏性皮膚炎には、とても悪い習慣なのです。

脂漏性皮膚炎の抜け毛には直結しませんが、タバコは皮脂の過剰分泌を抑え、肌を修復してくれるビタミンCを壊してしまうのです。
そうすると、自然とビタミンC不足に陥ってしまいます。

また、タバコを吸う習慣がある人だけの問題ではありません。
家族や同僚にタバコを吸う人はいませんか?
街中でもタバコを吸っている人の近くにいたりしませんか?
こういった副流煙でも、タバコを吸っているのと同じ状態になるので、ビタミンC不足に陥ってしまうのです。

紫外線のUV-A派は皮膚の乾燥を促進させ、皮脂を余計に分泌して炎症を起こしやすくする

皮脂の過剰な分泌の原因として、紫外線のUV-A派があります。
このUV-A派とは、すぐに日焼けを起こしたりするものではありませんが、UV-B派よりも実は怖いのです。
女性の大敵、シミやしわの原因だとされています。
このUV-A派は肌の奥まで浸透し、肌に少しずつ影響を与え、乾燥を促進させるのです。

UV-A派をブロックするには、通気性のよい帽子、日傘(できれば100%遮光性のもの)を使用するのがベターです。

帽子や日傘が面倒だから、頭皮にも使える日焼け止めスプレーを使おう!と思った人、ちょっと待ってください!
頭皮にも使える日焼け止めスプレーはかゆみを誘発してしまう場合があります。
使用上の注意で、「赤み、はれがある場合は使用しない」などの記載がある場合は使用しないでください。

頭皮に近い顔にも脂漏性皮膚炎のような症状が出ている時には、化粧品もマラセチア菌を増やさないものを選ぶ

脂漏性皮膚炎は頭皮だけではなく、顔にも脂漏性皮膚炎の症状が出る場合があります。
その時は、マラセチア菌を増やさないように化粧品にも気を配る必要があります。

症状がある場合は以下のことを気をつけましょう。

  • 頭皮に近い部分の顔のスキンケアは、皮脂の過剰分泌が起こっているので、オイルフリーのものを選んで、油分を与えすぎないようにする
  • 油分は与えすぎず、保湿はしっかり行う
  • メイク用品もミネラルファンデーションなど、肌に優しい刺激の少ないオイルフリーのものを選ぶ
  • 日焼け止めも、現在はオイルが多いものではなく、皮脂を吸収する効果のあるパウダータイプがあるので、そういったものを使う
  • 保湿効果の高い洗顔料で洗う

上記のようなことを心がけるだけで、皮脂の分泌を抑える効果があります。

マラセチア菌を増やさない&抜け毛を減らすために取り組みたい毎日の頭皮ケア

脂漏性皮膚炎の原因となるものは、意外と普段からやっていること、摂り入れているものが多いことがわかりました。
こういった日常生活・生活環境の改善が脂漏性皮膚炎の治療の第一歩になり、また予防にもなります。

それでは、マラセチア菌を増やさない、抜け毛を増やさないための毎日の頭皮ケアはどうしたらよいのでしょうか?

シャンプーは抗真菌剤など有効成分が入っているものを選び、ぬるめのお湯で行う

頭皮ケアでは、使用するシャンプーがとても重要になります。
脂漏性皮膚炎を治すには、必ず抗真菌剤など有効成分が入っているものを選びましょう。
また、熱いお湯ではなく、ぬるめのお湯で洗うことが重要です。

脂漏性皮膚炎系の症状に効果があるシャンプー
ここでは、脂漏性皮膚炎などの症状に効果があるシャンプーをご紹介します。

コラージュフルフルネクストシャンプー
販売価格:
200ml 1,728円(税込)
400ml 3,240円(税込)
280ml 詰め替え用 2,037円(税込)

コラージュフルフルネクストシャンプーは、菌の増殖を抑えるミコナゾール硝酸塩、オクトピロックスを配合しています。
すっきりタイプとうるおいなめらかタイプの2種類があるので、お好みで選べます。
低刺激なので、敏感肌の人も安心して使え、頭皮をすっきりと洗い上げてくれます。

マツキヨのコラージュフルフル一覧ページはこちら

持田ヘルスケアの公式サイトはこちらからどうぞ。

メディクイックH頭皮のメディカルシャンプー
販売価格:
200ml 1,280円(税込)
400ml 2,480円(税込)
280ml 詰め替え用 1,580円(税込)
10ml 3包 298円(税込)

菌の増殖を抑えるミコナゾール硝酸塩を配合しています。
コンディショニング成分も配合されているため、コンディショナーが不要。頭皮ケアがコレだけで済みます。
また、アミノ酸系シャンプーなので、頭皮にもやさしいです。

マツキヨでメディクイックH頭皮のメディカルシャンプー一覧を見る

ライオン オクト Serapie
販売価格:1,543円(税込み)

菌の増殖を抑えるオクトピロックスを配合しています。
脂漏性皮膚炎で悩む女性には、オクト薬用シャンプーよりも保湿効果の高いオクト セラピエの方がおすすめです。

マツキヨでオクトserapie一覧を見る

h&s
販売価格:704円(税込)

乾燥、フケ、かゆみ、べたつきを抑えるジンクピリチオン配合ですが、こちらの効果は個人差があるとのこと。
お試し用があれば、一度使ってみたい商品ですね。

マツキヨでh&s一覧を見る

べたつきや赤みが引いてきたら、低刺激のアミノ酸系シャンプーに変える

べたつきや赤みが引いてきたら、上記のようなシャンプーを使用する必要はありません。
しかし、今後、再発するのを防ぐため、低刺激のアミノ酸系シャンプーに変えるのをおすすめします。

皆さんご存知かと思いますが、低価格のシャンプーには石油系の界面活性剤入りのシャンプーが多いです。
石油系界面活性剤入りのシャンプーは刺激・洗浄力が強く、皮脂を取りすぎてしまい、乾燥の原因となります。
そうなると、乾燥から皮膚を守ろうとマラセチア菌の餌となる皮脂が過剰に分泌されてしまうという悪循環が生まれてしまいます。
適度に皮脂の汚れを落とすシャンプーを選び、やさしく洗うのが基本です。

参考までに以下の商品がおすすめです。

白髪予防にも効果ありと評判のHaru 黒髪スカルプ・プロシャンプー
販売価格: 3,888円(税込)

100%天然由来成分、髪の成長や頭皮トラブルの予防に効果のあるキャピキシルを配合しています。

haru 黒髪スカルプ・プロシャンプーの詳細はこちら

マイナチュレシャンプー
定期コース販売価格:2,920円(税込み)
通常購入での販売価格:3,434円(税込み)+送料650円 

女性の育毛シャンプーとしてロングセラーの商品です。
植物由来の抗菌成分、フケ・かゆみ・消臭成分など多数配合しています。

マイナチュレシャンプーの詳細はこちら

髪は自然乾燥ではなく、ドライヤーでしっかり乾かす。特に髪と頭皮にダメージが少ない低温ドライヤーがおすすめ

髪が短かったり、ものぐさな女性に多いですが、シャンプー後の髪を自然乾燥にしていませんか?
それも絶対にNGです!
自然乾燥だと頭皮にいる雑菌の繁殖を促してしまうため、かゆみや抜け毛の原因になります。

必ずドライヤーで頭皮までしっかり乾かしましょう。
しかし、ほとんどのドライヤーは高温なので、乾燥による皮脂の過剰分泌を促してしまい、頭皮のかゆみを起こす原因となる場合もあります。

そのため、髪と頭皮にダメージを与えない低温ドライヤーがおすすめなのです。
低温ドライヤーを使用することで、頭皮や髪の乾燥を防ぎ、乾燥による皮脂の過剰分泌を防ぐことも出来ます。

おすすめの低温ドライヤーをまとめた記事はこちら
【育毛ケアで使いたい!】人気の低温ドライヤーBEST3

抜け毛が気になるからと言って、育毛剤は無理に使用しない

さて、上では今できる頭皮ケアを提案しましたが、そんな頭皮ケアより、抜け毛が気になるからとりあえず育毛剤をと考えていませんか?
ちょっと待ってください!
育毛剤を無理に使用すると、悪化する可能性があります。
女性用の育毛剤マイナチュレやハリモアなどには、「キズや赤みがある場合は使用しないでください」といったものが記載されています。
トラブルの原因になるので、育毛剤の使用はやめましょう。

しかし、それでも抜け毛を今すぐ何とかしたいと思っているなら、赤み・フケ・かゆみを植物成分で抑える「すこやか地肌」という商品があります。
そちらを使用するようにしましょう。

詳しい「すこやか地肌」についてはこちらをご覧ください。
すこやか地肌の詳細はこちら
すこやか地肌についてまとめた記事はこちら

何をやっても脂漏性皮膚炎のような症状が治まらない時は病院へ

ここまでご紹介した解消法を実行しても、脂漏性皮膚炎のような症状が良くならない場合は、必ず病院へ行きましょう。
そのまま放置していると、悪化してしまう可能性があります。

病院は何科が良い?治療はどれくらいかかる?

脂漏性皮膚炎を治療してもらうには、皮膚科を受診しましょう。

脂漏性皮膚炎は非常に治りにくい皮膚の病気なので、数日で治るということはありません。
抗真菌剤を使用した治療を行い、さらに頭皮への刺激を排除した場合でも、最低4~6週間はかかります。
※もちろん、症状の度合いによっても変わります。

また、脂漏性皮膚炎は慢性化、再発を繰り返す病気なので、早期の治療が重要です。

処方される薬はどういう症状を抑えるもの?

皮膚科で受診すると、どのような治療方法を行っていくのでしょうか?
重度によって、処方される薬が異なってきます。

外用薬で主に処方される薬

まず、皮膚科を受診すると菌外用薬を処方されます。
マラセチア菌を抑える抗真菌剤を出されますが、症状がひどい場合は、まずステロイドを処方され、炎症を抑えます。

処方される主な治療薬として用いられる外用薬は以下のものです。

外用抗真菌薬(マラセチア真菌を退治する薬) :
ケトコナゾール、イトラコナゾール、ミコナゾールといったイミダゾール系の抗真菌薬

外用ステロイド(肌の炎症を抑える薬) :
リンデロン、ロコイド軟膏、キンダベート軟膏など

内服薬で主に処方される薬

症状が重いと判断された場合は、内服薬も一緒に処方されるので、医師の指示に従ってしっかり服用していきましょう。

抗アレルギー剤(かゆみ、炎症を抑える) :
ザジテン、アレグラ、アレジオン、アレロックなど

抗ヒスタミン剤(かゆみ、炎症を抑える) :
アレグラ、アレロック、タリオン、アレジオン、クラリチン、エバステルなど

抗菌剤(内部からも、菌を退治する) :
イトリゾール、イトラコナゾール、クラビットなど

また、治療が長期にわたるときには、ゆるやかに効く漢方を使用することもあります。
その時は、下記のような漢方が処方されます。

十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ):
湿疹や皮膚炎の治療に用いられ、脂漏性皮膚炎には一番効果があると言われています。

黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ):
湿疹や皮膚炎、かゆみの治療に用いられ、不眠や更年期症状などにも効果があります。また、十味敗毒湯と一緒に処方される場合もあります。

柴胡桂枝湯(サイコケイシトウ):
風邪の初期症状のようなものに効き、身体の不調を調える効果があります。

消風散(ショウフウサン):
かゆみが強く、患部がジュクジュクしている湿疹や皮膚炎の治療に効果があります。

皮膚科に行った後も抜け毛が減らない時は専門病院へ

皮膚科によっては扱いが軽く、「この薬でよくならなかったら、また受診して」というような対応をされると、さらに不安になりますよね。
皮膚科に行っても改善が見られない、不安がある場合は、専門病院へ行くことをおすすめします。

また、余計不安に思われるかもしれませんが、頭皮の脂漏性皮膚炎が悪化して、頭皮全体に及ぶと、脂漏性脱毛症になってしまうことがあります。
そのため、悩んでいて行動を起こさないのではなく、すぐに頭皮ケアを行うかひどい場合は皮膚科、専門医へ行きましょう。
もちろん、抜け毛がひどい、症状が治まらないという場合は、皮膚科ではなく、頭髪専門の病院に直接行くようにしましょう。

おすすめの頭髪専門の病院は以下です。

ACCクリニック銀座:
NEWS ZEROに院長が出演したことがあるクリニックで、女性専門の頭髪外来です。
無料カウンセリングを実施していて、薄毛治療からメンタルのケアまでを行ってくれます。
AACクリニック銀座の詳細はこちら

ヘアジニアス(表参道クリニック):
女性専門の「無料カウンセリング」を行っており、女性医師が常勤しています。
テレビにも良く出演されている友利新医師が在籍するクリニックです。
表参道クリニックの詳細はこちら

東京ビューティークリニック:
全国に40院以上ある女性専門の頭髪クリニックです。
無料カウンセリングももちろん行っていますし、2016年7月現在では血液検査2回分(2万円)が無料になるキャンペーンを行っています。
東京ビューティークリニックの詳細はこちら

皆さん、いかがでしたか?
自分の日常生活、取り巻く環境が脂漏性皮膚炎の原因となることがわかりました。
また、頭皮の症状をしっかり把握することが重要です。

 

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