女性のための粃糠性脱毛症|症状・原因・くわしい治療法や対策

83974a793f4a1f1a3405a4e71ac36f9a_s

毎日シャンプーしてるのに、カサカサしたフケが出る、頭皮がかゆい、抜け毛が多い、と言った症状で困っていませんか?
フケや頭を掻いているところなんて、見られたらすごく不衛生な印象を与えてしまいます。
そうすると、人と会うことがつらくなってしまいますよね。

その症状、もしかしたら、粃糠性脱毛症かもしれません。
しっかり治療を行えば改善に向かうことが可能ですので、まずはこの記事で自分が本当に粃糠性脱毛症の可能性があるのかを判断し、フケや抜け毛を減らす対策方法を実践していきましょう。

 

抜け毛の他に、頭皮にこんな症状があれば、あなたは粃糠性脱毛症かもしれません

粃糠性脱毛症かどうかを判断するには、抜け毛以外にもいくつか特徴があります。
それは、「乾いた大量のフケ」「頭皮のかゆみと炎症」「前頭部から頭頂部にかけての脱毛症状」と言う3つです。
以下で、詳しく説明していきますね。

乾燥したパサパサの大量のフケ、かさぶた状のフケが出る

脂っぽいベタつくフケの脂漏性脱毛症(しろうせいだつもうしょう)とは異なり、乾燥したカサカサ・パサパサ系のフケが大量に出るのが粃糠性脱毛症(ひこうせいだつもうしょう)の特徴です。
頭皮の角質がフケとして簡単に剥がれ落ちるという異常な状態なので、少し髪の毛を触っただけでフケがパラパラ落ちるような症状です。

脂漏性脱毛症については、こちらの記事で詳しく書いています。
脂漏性脱毛症の症状と治療法・自分でできる対策方法はこちら

 

頭皮の強いかゆみや、頭皮が赤くなり湿疹になっている

粃糠性脱毛症では、頭皮の角質異常として乾性フケが大量発生しますので、頭皮に刺激を感じ強いかゆみを伴います。
フケがカサブタのようになり毛穴を塞いだり、かゆくて掻いたりしてしまいがちで、炎症化することも多々あります。

真菌(カビやの一種)や細菌が頭皮に繁殖してしまい、炎症がブツブツと湿疹になるケースも少なくありません。

 

前頭部から頭頂部にかけての脱毛症状

異常発生した大量の乾燥性のフケにより、毛穴が塞がれてしまい、頭皮の皮脂や老廃物がスムーズに処理されなくなります。
毛穴が詰まると毛髪が成長しなくなり、髪の毛が弱って抜けやすくなってしまいます。

余分な皮脂や老廃物を栄養として細菌が繁殖してしまうため、炎症が悪化して更に抜け毛が増え、新しい毛髪が育たなくなってしまうのです。
頭髪の毛根が弱ってしまうと、細く頼りない髪の毛しか生えてこなくなり、大量のフケと共にゴッソリ抜けてしまうこともあります。

ベタつく脂漏性フケよりも、実はパサパサの乾燥性のフケの方が脱毛リスクが高いので、予防も大切です。

 

粃糠性脱毛症になってしまう原因と発症までの流れ

粃糠性脱毛症とは、乾燥したカサカサ系のフケが毛穴を塞いでしまい、菌が繁殖して炎症となり、かゆみや抜け毛に至る病気であることは、上に挙げた特徴でお分かりいただけたかと思います。
次は、治療していく上で理解する必要のある、フケが大量に発生する原因、そして結果的に抜け毛になってしまうまでのメカニズムについてをご説明します。

粃糠性脱毛症になってしまう原因

粃糠性脱毛症の原因としては、下記のような頭皮トラブルがキッカケとなります。
大きく分けて3つ、以下にまとめました。

頭皮への外的な刺激による頭皮トラブル

シャンプー類の洗浄力が強すぎて、乾燥から頭皮トラブルとなることがあります。
市販の一般的なシャンプーは洗浄力が強いタイプが多く、コンディショナーやトリートメントも強力なコーティング剤が含まれており、デリケートな頭皮には強い刺激となりがちです。

さらに、シャンプー時のすすぎが足りなかったりすると、残った成分が刺激となって頭皮かゆみが発生することも多々あります。
ヘアカラーやパーマなどを繰り返すのも強い刺激となり、頭皮に大きな負担を与えることになってしまいます。

 

ホルモンの乱れ、アレルギー由来の頭皮トラブル

ホルモンバランスの乱れにより、皮脂の過剰分泌や乾燥などを引き起こし、頭皮の免疫機能が低下してフケが発生しやすい状態(頭皮角質の異常)になることもあります。
アレルギー体質の人に多くみられますが、アレルギーが無くても頭皮が刺激に敏感となってしまい頭皮が荒れて、シャンプー類に反応してしまうことも少なくありません。
生理周期によって肌が敏感になり肌荒れしやすいという女性は、頭皮も免疫機能が落ちて刺激に敏感となりがちです。

 

生活習慣からの頭皮トラブル

ストレスの強い生活や、睡眠不足、刺激の強い食生活など、日々の生活習慣によっても、頭皮が刺激に過剰に反応しやすいことがあります。
刺激に反応するとかゆみを感じてしまい、無意識のうちにポリポリ頭皮を掻いたりして、余計に刺激となって、炎症を悪化させがちです。
ストレス過多な生活を改善したり、質のいい睡眠を十分にとり、バランスの良い食生活などで免疫機能を改善し、頭皮環境を整えることも大切です。

 

粃糠性脱毛症の発症までの流れ

原因の次は、発症までの流れです。
頭皮トラブルから粃糠性脱毛症の発症には、「血行不良」や「生育不良」などの毛髪の脱落サイクルがあります。
以下にまとめました。

 

血行不良からの脱毛

大量の乾性フケ(頭皮角質の異常状態)で毛穴が塞がり、菌の繁殖による炎症と頭皮トラブルによって、代謝が悪くなり頭皮の血行不良となります。
血流が悪くなると、毛髪の生育を阻害してしまうので、しっかり成長する前に抜けてしまうという事態に陥り、大量の抜け毛で脱毛症に至るのです。

 

生育不良な毛髪の脱落

毛髪が生育途中で抜けるという状態が繰り返されると、栄養不足な毛髪のままで生え変わっていくため、髪の毛が徐々に細く弱くなってしまい、まばらな薄毛の状態となってしまいます。
円形脱毛症のようなクッキリ部分的な脱毛ではなく、全体的に髪が減って薄くなっていく減毛パターン、特に前頭葉から頭頂部が薄くなるケースが多いのが特徴です。

 

フケとかゆみに対して自分でできる対策

フケと頭皮かゆみが気になっている場合は、ついついかきたくなりますが、掻きむしると悪循環に陥りますので厳禁です。
かやみを我慢するってとても苦痛ですし、パラパラ落ちるフケも恥ずかしいですよね。
まずは、自分でできる頭皮かゆみの軽減と、フケ改善の対策方法を探りましょう。

頭皮かゆみ対策方法として、シャンプーを見直す

対策方法として、低刺激性タイプや原因菌や炎症を抑える成分が入ったシャンプーを選ぶことが大切になってきます。
以下にまとめました。

低刺激性シャンプー

市販のシャンプーは、髪の毛がとても汚れている状態を想定しているので、洗浄力が強いタイプがほとんどです。
頭皮も肌の一部なので、乾燥肌や敏感肌の人はできるだけ低刺激性のシャンプー類が望ましいのです。
かゆみは刺激に反応しやすいので、洗浄力の強いシャンプーは止めて、低刺激性シャンプー、アミノ酸シャンプーなどを選ぶことが良いでしょう。
洗浄力が強いタイプは、頭皮の皮脂を落とし過ぎて乾燥を引き起こし、かゆみを感じやすくなります。

 

原因菌や炎症をおさえるシャンプー

真菌(カビの一種)や細菌により、赤く炎症化してかゆみを伴っているような場合は、抗真菌性シャンプーなど有効成分が配合されたタイプを使用することも良いでしょう。

コラージュフルフル ネクスト

抗真菌(抗カビ)成分「ミコナゾール硝酸塩」が配合されていて、フケかゆみの原因菌を殺菌して抑えます。
低刺激性で無香料、敏感な頭皮の人にも優しいおすすめの薬用シャンプーで、病院にも置いてあるメジャーな薬用シャンプーです。

500円台でトライアルセットを購入できるのも嬉しいですね。
こちらからコラージュフルフルシリーズのすべてが見れます。

マツキヨのコラージュフルフル一覧ページはこちら

持田ヘルスケアの公式サイトはこちらからどうぞ。

 

メディクイックH頭皮のメディカルシャンプー

メディクイックは頭皮湿疹用の薬も同シリーズで出ていて、CMもやっていますよね。
抗真菌成分「ミコナゾール硝酸塩」と、かゆみや炎症を抑える抗炎症成分「グリチルリチン酸ジカリウム」で、Wの効果が期待できます。

マツキヨのメディクイックH頭皮のメディカルシャンプー一覧を見る

 

オクト セラピエ

フケかゆみを防ぐ有効成分「オクトピロックス」には、皮脂の抗酸化作用、カビや菌を殺菌して増殖を抑える作用があります。
オクトの方がCMやドラッグストアでもよく見かけるために有名ですが、女性にとっては洗浄力が強く、皮脂を取りすぎてしまう可能性があるため、保湿効果の高いオクト セラピエをおすすめします。

マツキヨのオクトserapie一覧を見る

 

ハツモールスカルプシャンプーEX

ハツモールは、市販されている育毛剤の中で効果・効能に粃糠性脱毛症を挙げている珍しい商品です。
そのハツモールシリーズとして出ているシャンプーが、このハツモールスカルプシャンプーEX。

有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」配合で、頭皮の炎症を抑え、抗アレルギー作用で頭皮環境を整えます。
メントールなど4種類のクール爽快成分により一時的なかゆみ抑制効果がありますが、頭皮に皮膚炎を起こしている場合は刺激となり悪化させる可能性がありますので注意が必要です。

 

h&s モイスチャー

有効成分「ジンクピリチオン」は頭皮の毛穴ケアに効果的で、乾燥とフケかゆみが改善した人もいます。
クリームでの地肌マッサージなどを併用して、頭皮にうるおいを取り戻し、バリア機能を復活させる効果が期待できます。

マツキヨのh&s一覧を見る

 

フケ対策方法として、洗髪と乾かし方を見直す

シャンプーを変えてみるだけでなく、洗髪の方法や乾かし方なども見直してみると良いでしょう。
以下を試してみてください。

洗髪は夜1回、強くゴシゴシこすりすぎない

フケやかゆみがあると不潔なのかと思いがちで、ガシガシ強くシャンプーしたり、朝夕と何度も洗髪したくなりますが、洗浄しすぎも乾燥原因となるので注意が必要です。
洗髪は夜1回のみとし、強くゴシゴシこすらず、頭皮は指の腹で優しく揉むイメージで、泡でマッサージするように洗ってください。
熱い湯は刺激となりますし乾燥しやすいので避けて、ぬるま湯たっぷりのシャワーにて頭皮をしっかり流すことが大切です。

汗をかいたりして1日に何度も洗髪したいときは、シャンプー剤を使わずに、ぬるま湯だけで汗や汚れを洗い流すのも効果的です。

 

効果的なドライヤーの使い方は、8割乾かす

頭皮のかゆみ対策としては、髪の根元の水分をしっかり飛ばしてカビ菌などが繁殖しない頭皮環境を作ること必要ですが、乾かし過ぎないことも大切です。
粃糠性脱毛症では、頭皮の角質が乾燥して異常に剥がれやすく大量な乾性フケとなりますので、乾燥させすぎも悪影響です。

タオルドライの後は、遠くから熱風でざっと乾かし、冷風に切り替えて冷ましつつ、8割乾いた程度で止め、後は自然乾燥させてください。

 

それでもフケとかゆみが治まらない時は皮膚科へ。治療内容や処方箋について

フケで病院へ行ってもいいの?と思うかもしれませんが、不潔にしているわけでは無いのに大量にフケ発生の場合は、病気の可能性が高いです。
頭皮も皮膚なので、赤みや湿疹は皮膚炎になっているケースが多く、炎症を治療することが必要になります。

治療は病院の他に、鍼灸院での鍼灸治療と言う方法も一応ありますが、医療機関ではないため薬は処方されませんし、根本的な治療にはなりません。
ですので、治療は医療機関を受診することを強くおすすめします。

次は、医療機関での治療内容や治療薬剤、頭皮環境を改善する療法について、まとめてみました。

 

皮膚科で原因菌の検査をしましょう

フケやかゆみが我慢できないくらい酷く、赤くブツブツと炎症化しているような場合は、皮膚科を受診しましょう。
まずは病気を把握するため、皮膚科ではフケを顕微鏡で検査してシラミや白癬菌、マラセチア菌など感染症を調べます。
フケがわかる状態で受診した方が良いかもしれません。

 

皮膚科での治療と処方薬とは

皮膚科では、ますは感染症の有無を調べ、炎症を抑制する治療方法が一般的です。
医療機関で処方される治療薬剤について、まとめました。

ステロイド外用薬

皮膚炎の炎症を抑えて、かゆみの原因を断ちます。
ステロイド剤を怖がる人もいますが、炎症化している場合は短期間キッチリと塗って、まずは皮膚炎を治して、慢性化したフケかゆみの悪循環サイクルを一度断ち切ることが先決です。
中途半端な治療で何度も再発させるより、医師の指示通りにキッチリと使用して炎症を治癒させるという治療方法です。

 

抗真菌剤(カビ止め)外用薬

水虫(白癬菌)などにも処方される抗真菌剤で、フケの原因であるカビ菌などに効果があります。
常在菌の一種でもありますので、治ったようにみえても再発しやすいため、気長にケアしていく必要があります。

 

補完としての内服薬

かゆみを抑える治療薬として「抗アレルギー薬」「抗ヒスタミン薬」「ビタミン剤」などの内服薬が処方されることもあります。
頭皮の新陳代謝(ターンオーバー)を正常化するために「ビタミンB2」「ビタミンB6」も効果があるとされています。

 

頭皮環境の改善のための頭皮ケア

治療薬だけでなく、抗真菌作用のあるミコナゾールを配合したシャンプー類や、頭皮の乾燥を防ぐ保湿ローションを紹介されることもあります。
頭皮スチームケアや温パック、生活習慣による体質改善、食生活のアドバイスをしてくれる医療機関もあります。

ヘアメディカル専門医による発毛治療も

皮膚科での治療で抜け毛が治まらないような場合は、薄毛治療・発毛治療の専門医に相談してみるのもオススメです。
アンチエイジングクリニック『AAC銀座クリニック』には、女性専用頭髪外来があります。
女性には女性特有の脱毛症があり、ホルモンバランスやライフサイクルを含め、頭皮や髪の毛の悩みをじっくりカウンセリングして、適切な治療方法を提案してくれるのです。
初回のカウンセリングが無料で、自由診療ながら月にかかる治療費も1.5~3万円前後の定額で済むと言うのも、このクリニックの魅力です。

AACクリニック銀座についてもっとくわしく見る

 

再発しやすいフケとかゆみを予防するためにできること

常在菌による慢性化しやすいフケかゆみは、大切な頭皮のバリア機能が落ちている証拠です。
真菌や細菌への抵抗力として頭皮のバリア機能・自己免疫機能を高める生活こそが、予防としても対策方法としても有効なのです。

質のいい十分な睡眠やバランスの良い食事、紫外線や身体の姿勢など、日々の暮らし方・生活習慣も大いに関わってきます。
日常生活での対策について、詳しくはコチラを参照してください。
粃糠性脱毛症と脂漏性脱毛症は、自己免疫を高めていく日々の生活が重要になるのです。

脂漏性脱毛症の症状と治療法・自分でできる日常生活での対策方法はこちら

女性育毛剤ランキング内、人気の記事トップ3!

薬用ハリモアの口コミ

30代後半~40代前半女性に人気!スプレータイプで使いすぎを防げます。成分も含めて徹底レビュー!

ベルタ育毛剤の口コミ

秋野暢子さんも愛用するベルタ育毛剤。育毛剤に加え頭皮クレンジングのレビューもありますよ!

マイナチュレの口コミ

女性用育毛剤の王道!動物性成分なしの無添加育毛剤です。レビューや他育毛剤との比較もアリ!